RVSSとは
Retired Veteran’s and Spouse Support Project
（退役軍人及び家族支援サービス）
略称：RVSS
思い / Policy
沖縄には、現在多数の米軍基地が存在している。
そこには多数のアメリカ軍人が駐留し、その中で日本人と結婚し、退役後に沖縄に残り生活をしている人たちがいる。
その人達は、今高齢になってきていて、日本の中で初めて起こる退役軍人の高齢化に直面している。
彼らは、退役後日本に長年住み暮らしているが、日本語や日本の文化、日本の行政の制度等を理解していない事も多い。
そして、歳を重ねることで身体的にも辛くなってきているが元々体の大きい元軍人は日本の生活様式にマッチしていないことが多く起こっている。
また外国人住宅等はあるものの、普通の日本様式の賃貸物件に住んでいる人もいる。
身体的に一人での行動が辛くなってきて、引き籠りがちになることによりコミュニティから外れ、日常的に独りぼっちの状態が起こっていると予想出来る。
私達は、その人たちをベテランズ（Veterans）と呼んでいる。
彼らは、祖国アメリカの為、命を懸けて戦ってきた。
本国アメリカでベテランズは英雄扱いを受けている。しかし、日本ではただの高齢外国人でしかない。
彼らは74年間日本の軍事と安全を自衛隊と共に支えて来てくれている。
それには多大な犠牲もある。
その犠牲があったうえで、自分が今日本の国の中で安全に快適に生活出来ている。
それに対する「アリガトウ」の気持ちを伝える必要があると考えている。
その様な人々を日本人である我々が支援・サポートをすることで、彼らの生活を少しでも豊かに、少しでも過ごしやすく出来る様考えている。
そして、彼らとの人間関係を築く事で沖縄と米軍の関係性、日米の関係性、その他多様な文化の違う国同士の人間が友好的な関係を持てるような環境を望んでいる。
別の視点で見ると今事業は日本の中にいながら海外（アメリカ）に非常に近い存在であると考えられる。
今の日本人の若い人の多くは、海外への憧れが強いが英語・文化等の知識が少なく一歩踏み出せない事が多いように感じている。
海外を敷居が高く感じている事で、夢や目標を諦めている事はとても残念。
しかし、沖縄でベテランズの方々のサポートをする事で外国人に対するイメージ・英語への抵抗感・外国人相手に仕事が出来るという自信などが得られれば海外へのアプローチもしやすくなり、海外挑戦や語学の習得の第一歩になると考えている。
そういった海外挑戦へのチャンスメイクも出来るような事業にしたいと考えている。
株式会社カワイコーポレーション
代表取締役 河合 徳治
